Notionに移行する前はメモに Quiver 、タスク管理に OmniFocus と Asana を使っていたがこれらを全部Notionへ移行した。
それぞれ少しずつ不満があってQuiverはiOSアプリから編集出来ないのとAndroidにはアプリすらないので見ることすらできない。
OmniFocus と Asana は割と良かったが2つを使い分けていたのはそれぞれフォーカスするエリアが異なり自分の使い方では分けざるおえなかった。 OmniFocusはタスク一般といった感じで情報は主にタスクのタイトルのみ(それぞれにノートもかけるがそれの編集機能はメモ帳レベル)。Asanaは業務的なタスク管理には向いているがそれ以外はそこまで得意ではない。
更にツールが増えていくと使い分けるのも面倒になってくるということで全てをNotionにした。
実際はまずNotionを使ってみてかなり使い心地が良かったのでそれぞれを移行していった感じ。
Notionの使い方
前述のように3つのツールを元々使っていたのでNotionでも画一的な使い方をしているわけではなくある程度ワークフローにフォーカスさせたデータベースなどを作っている。
業務的なタスク
これはJIRAを意識したデータベースを作っている。
プロジェクトやタスクの前後関係・進捗などがプロパティで定義できるようになっていて、ページ自体にはそのタスクにまつわる情報やタスクを作成した理由等を書いている。
WikiとGitHub IssueとJIRAをまとめた感じで、IssueとJIRAの間くらいの機能になっている。
なおこの業務的なタスクのデータベースは仕事のものと趣味のものの2つがあり、それぞれ別で管理されている。 仕事のものは会社で使っているものもあるのでそこまで手厚いプロパティを用意しているわけではなく自分がタスクを把握できればOKくらいのゆるい使い方をしている。
一般的なタスク管理
これは業務的なタスク管理よりはもっとシンプルにプロパティも少ない。
主にページのタイトルでほぼ情報を管理しているようなもの。
Wiki
メモツールとして一つのデータベースを作っている。
このデータベースは Zettelkasten を概ね踏襲していて全ページがフラットな階層になっている。 ここだけを切り出したサービスとしては Scrapbox がかなり近い。
最近 Backlink が実装されたことで更に使い勝手が良くなった。
ブックマーク
ブックマークツールとしてもかなり有用でとても気持ちいい。
ブックマーク用のデータベースというのを独立して作成しており、気になったページなどはそこに放り込むようにしている。このデータベースはただURLが並んでいるだけではなく、内容もページとして保存されている。
なので使い込めば使い込むほど検索で情報がヒットするようになるだろうし、そのページがなくなったとしても情報自体にアクセスすることは可能になっている。
これと同じことを昔はてブとEvernoteを連携して実現していたがそもそもEvernoteを使わなくなってしまったことで失われていた。
Notionのまだまだなところ
検索が若干弱い
全体を通しても階層構造による整理というのをあまり行わないようにしているのでとにかくなんでも検索したい。
が、検索が遅かったり複雑な条件のクエリを実行できないという問題がある。
データベース内の検索もできることにはできるのだが、ここではAND条件すら使えない。
とはいえNotionはいい
今は無料プランだが、将来的に使いたい機能が有料だったとしたら課金する。月1,000円くらいであれば躊躇なく課金できる。
それくらい使い心地がいい。