GitHub スターとクオリティ

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なにかのライブラリを探すときに GitHub リポジトリのスターも一つの基準にすることはよくあると思う。実際自分もリポジトリを見つけたらスターの数は見てしまう。

だがこのスターの数とそのリポジトリの良し悪しは何も関係がない。そしてリポジトリの(コードの)良し悪しを簡潔に表す数字は今の所ない。 結局自分でよく吟味をしてその良し悪しを判断するしかないのである。

またスター数はリポジトリオーナーの人間性とも一切関係がない。

GitHub で人気のリポジトリをメンテしていてそれ以外にも社会的に評価されているエンジニアと働いたことがある。その人気とは裏腹に人間性はひどかった。

更にエンジニアとしても大変微妙だった。 会社のコード(OSSとしてオープンになっていないもの)にはその会社で優秀と呼ばれるエンジニアが何かしらの優れたコードを残していることが多い。そういうコードをあとから見たり、今まさに実装している様を横から見ていて感心することは多い。 しかしその人のコードには一切そういうものを感じることはなかった。

設計する技術も昔の自分から進化していないようでまるで15年前のコードを見ているかのようだった。一見綺麗に整理されているように見えるのだが、よく見るとそんなことはなかった。

考え方も技術もだいぶ前で止まっているようでこれがまさに老害かと思った。