日本のサイトでも WiFi6 対応のアクセスポイント が発売されたので買った。 ちなみに日本のサイトに登場したのは7/22で祝日だったが中の人は祝日でも仕事をしていたんだろうか?
本体について
nanoHD と比べると大きい。
直径が大きくなるだけではなく厚さも増す。ひとまわりは大きくなる。
大きくなる分放熱には楽なのか nanoHD よりも本体は熱くない。
(nanoHD は動作中結構温かくなる。触れないほど熱くなるわけではないがまぁまぁ温かい)
スループット
スループットは改善しないだろうと思って買った。 というのも無線で接続している端末は MBP16 とかで 11ax に対応してないのでその恩恵は受けるつもりで買ったわけではなかった。
が、実際には 11ac 接続の端末でもスループットの改善は見られた。
1G有線接続したホストとの間で iperf を使って計測したところ 480Mbps → 730Mbps になった。
有線側のマシンはいつも使っている Linux のメインマシン(16C32T)、無線側のマシンは MBP16 2019。
計測してる際は両方の AP を接続して SSID で切り替えていたので同じ周波数帯を使って計測していたわけではない。 なので厳密な比較にはなってないが nanoHD の周波数を別のものに変更してもそれほどスループットは変わらなかったことから、nanoHD はこれくらいのスループットしか出ないのだろう。
結論
nanoHD を持っていて端末の多くが 11ac ならそのままで良い。
もし無線で高スループットを出す(500Mbps〜)のであれば切り替えても良いかもしれないが、無線端末でそこまでのスループットを出すことはまずないのですぐに乗り換えるほどメリットはないかなと思う。
将来的に 11ax 端末は増えていくのでいつかはアクセスポイント側も 11ax に切り替えたくなるがしばらく待って 2.5G 接続のアクセスポイントなどが開発されるのを待ってもいいかもしれない。 (USでもそんなアクセスポイントはまだないので出るかはわからないが)